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TOPトピックス「リーダー職はつらい事ばかりで・・・」自分らしいリーダーシップを見つける方法とは?

TOPICSトピックス

2021.01.11

マネジメントコラム

「リーダー職はつらい事ばかりで・・・」自分らしいリーダーシップを見つける方法とは?

会社からは、

「数字を上げろ!」

「残業を減らせ!」

「コンプライアンスを守れ!」

「有給休暇を取らせろ!」

部下からは、

「何も話しを聞いてくれない!」

「会社に意見を通してくれない!」

「この人員では、これ以上無理!」

 

このように、リーダーに求められることが多過ぎて 疲弊しているリーダーが目立ちます。

私が前職のホテルマンの時に初めて部下を持った時にも、

「自分がしっかりしなければならない」

「強いリーダーシップを発揮しなければいけない」

「部下のお手本となるように振舞わなければいけない」

ということを考えました。

 

当時、私は宴会予約という部署に所属していて、

その部署で昇格したので、 昨日まで、一緒に同じ立場で和気あいあいとやっていた仲間から、

いきなり上司、部下の関係となり、 戸惑ながらリーダーとしてどうやって立ち回ったら良いか悩んでいました。

そして私は考え抜いた結果、メンバーとのそれまでの和気あいあいの関係を捨てて、

みんなの前でリーダーぶって、虚勢を張って組織の先頭に立ってメンバーを引っ張っていこうと振舞いました。

しかし、部下側から見ると昨日まで仲間だと思っていたのに、急に上からものを言われるようになり、

私とメンバーは少しずつ距離ができ、関係性が悪化し、業績もそれに伴い下がっていきました。

そんな時、昔から私の事を理解している取引先の社長が、苦しんでいる私の姿を見て

「船坂さんは、船坂さんのままで居ればいいんですよ」

と言っていただき、その言葉で私は救われました。

それから、私は、虚勢を張らずに「ありのままの自分でいよう」と心に決め、

「自分が間違ったことをしたら素直に謝り」、

「自分が困ったことがあれば部下を頼り」、

良いことも悪いこともメンバーと共有するようにしました。

それから徐々に組織に変化が起こり、

お互いに思ったことを言い合える風通しの良い組織風土に生まれ変わっていきました。

その後に経験の無い部署に異動になった時も、知ったかぶりをするのではなく、

謙虚に分からないことは分からないと部下に聞き、自分から心を開き、

ありのままの自分を知ってもらうように振る舞うようにしました。

そして、異動仕立ての時は、「粗」ばかりが気になり、

つい「こうしたほうがいい」言ってしまいがちですが、

否定せずに、これまでの尽力に敬意を払い、まずは理解を示すことを心掛けました。

このように飾らない、自然体の私に呼応するように部下も構えずに心を開いてくれて、

異動先でも早く関係性を築くことができました。

接客サービス業はチームワークがサービス品質に大きな影響を及ぼす仕事です。

だからこそ、リーダーと部下がストレス無く、自然体でコミュニケーションを取れる環境が大切なのです。

最近、自分の身の丈以上のリーダーシップを発揮しようと頑張り過ぎて、

疲れ切っているリーダーが多いような気がします。

しかし、私が今まで出会ったリーダーはみんな威張っている人ばかりではありません。

「寄り添うこと」、

「見守ること」、

「優しさ」

も大切なリーダーシップです。

そして、あなたはウルトラマンでもスーパーマンでもありません。

昨日の自分から変身しようと思わずに、

日々自分らしく、あなたらしいリーダーシップを見つけてください。

きっと自分がリーダーであることに、今以上の喜びがもたらされるはずです。

 

このように、リーダーシップに悩んでいるリーダーに向けて、

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