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2020.10.30

マネジメントコラム

一緒に働くことで「マイナス」ではなく「プラス」に作用する組織作りとは?

組織において、年齢も性別もキャリアも違う人たちが、

全員持てる力100%の力を発揮するということは難しいことです。

それは、メンバーが一緒に働く協業がマイナスに作用することが少なからずあるからです。

「会社への不満」

「上司への不満」

「部下への不満」

「他部署への不満」

挙げればキリがありません。

しかし、不満は一方で「良くしたい想い」の現れでもあると私が考えます。

 

私はホスピタリティコンサルタントとして、組織のメンバーから

組織の課題に関するヒアリングする機会が多いのですが、

その中では、愚痴や不満も多く聞かれるのですが、

普段、文句しか言わない社長でも、

嫌われている上司でも、

組織の中で仲間外れになってしまっているメンバーでも、

経営者から一般のスタッフまで、例外無く、誰もが持っている想いがあります。

それは、

「お客様に喜んでいただきたい」

「自分の働く、この会社を良くしたい」

という想いです。

 

しかし、このように皆が共通した想いを持っている一方で、

組織内でいがみ合っていたり、殺伐としている組織が存在することも事実です。

 

従って、私のホスピタリティコンサルコンサルタントとしての仕事は、

如何に

「お客様に喜んでいただくこと」

「この会社、組織をみんなで良くしていくこと」

にメンバー全員が目を向けて、

組織で働く一人ひとりが、プラスに相互作用するように促すことです。

 

それには何が必要か?

 

それは、売上目標などの定量的な目標ではありません。

この組織がどうなりたいかという近未来のあるべき姿という定性的な目標設定です。

 

私は、コンサルティングの中で、

「この組織での課題は何か?」

「この組織をもっとどうしたいか?」

といった質問をメンバーに投げて、そこで出されたメンバーそれぞれの意見や想いを紡いで

メンバー全員が共感できる、愛せる目標を設定をします。

 

先日もあるホテルで、半日、メンバー全員で想いを共有しながら

設定した1年後の組織の目標は、

「新しいことを恐れず取り入れ、自ら行動し、お互いを認め合いながらお客様を愛し、愛されるチームとなる」

でした。

 

言葉自体は、どこにでもある言葉ですが、

この文章の中には、現状の組織でうまくいっていないことや、

これから自分たちのなりたい姿が盛り込まれています。

この後に、これに伴ったアクションプランを設定しきますが、

この目標があるか無いかで実行力が全く違います。

 

このワークショップを実施した際に、一番喜ぶのは、その組織のリーダーです。

「こんなに、うちのメンバーがこの組織の事を考えていてくれたのか・・・」

といった感想が多く、中には泣いてしまうリーダーも居るほどです。

 

サービス業で働く人は、基本、数字だけでは動きません。

そこに、お互いが共感できる想いや目標があって、

それが、お客様に喜んでいただける、より良い会社にできる、

「貢献」がベースにあるかどうかが重要なのです。

 

ホスピタリティは、「他者に貢献することで得られる自分自身の喜びやしあわせ」を意味します。

従って、組織にホスピタリティを共通価値化することが、

メンバーの働く意味や意義、やりがいとなり、

一緒に働く協働により、疲弊するのではなく、相乗効果を生む組織の創造に繋がります。

 

ザ・ホスピタリティチームでは、

ホスピタリティ溢れる組織づくり、ホスピタリテイチーム作りのサポートをさせていただいております。

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