2021.02.19
ホスピタリティコラム
職場で気の合わない上司や先輩を好きになる方法とは?
職場では、経歴も、年代も、キャリアも、価値観も違う人たちと
働かなければなりません。
その中には、どうしても気の合わない「上司」や「先輩」がいるのは
仕方がないことです。
しかし、それが理由でモチベーションが下がり、
「やる気」が起こらないということは、
仕方がないことではありますが、決して本望ではありませんよね。
そんな時には、自分自身の「思考」を変えることで、
前向きになれます。
それでは、このような嫌いな上司や苦手な先輩に対して、
どのような思考で受け取れば良いのでしょうか?
それは、自分に必要な人しか、自分の前に現れないという視点に立ち、
それらの人たちを「自分を磨くために神様が送ってきた使者」
と考えるべきなのです。
実際、私も前職のホテルマン時代に、
「嫌いな上司」が居て、
席が隣であったこともあり、会社に行くことが苦痛でした。
また、私はウェディング部門の仕事をしていたので、
お客様でも、わがままな苦手なお客様がいらっしゃり、
打ち合わせの日があると憂鬱になりました。
しかし、そんな人たちも「自分を磨いてくれる神様が送ってくれた使者」
と考えるようになってから、気持ちが楽になりました。
実際、今、振り返ってみると、その時は嫌いだった上司だったけれど、
厳しく指導してもらえなければ、
今の自分は無いと感謝をしておりますし、
苦手なわがままなお客様ほど、今でも年賀状などのやり取り等で繋がっています。
このように、自分の思考ひとつで、大きく自分の気持ちが変わり、
様々な出会いに対して前向きになれます。
上司が嫌い、会社が嫌いだと言って、
やる気が下がっていることは、本来の自分の才能を閉ざしていることであり、
とても、もったいないことです。
嫌いな人、競争相手は自分を高めるツールだと思って、
意見や立場の違いがあっても共に認め合うことが、
結局は「自己を生かす道」に繋がると信じて、
「嫌いな人」ではなく「自分を磨いてくれる有り難い人」という思考を
持って、向き合っていただくことをお勧めします。
このような、自分自身の「思考」と「行動」を変えることで、
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