2023.03.27
新入社員スタートアップ研修
【内定者対象】新入社員スタートアップ研修(リピート受講)
業種:IT関係
対象:内定者
人数:約20名様
時間:各6時間
研修スタイル:リアル対面形式
概要(研修企画意図):
昨年の研修が好評だったという有り難いご意見により、
昨年に引き続き、今年で2回目の内定者研修の実施となった。
社会人としての言葉遣いやマナーだけではなく、
ホスピタリティを通じて「どのように社会のお役に立つのか?」
「自分は何故、この仕事をしなければならないのか?」
といった真理からのアプローチを心掛け、気づきの多い研修になるように設計した。
また、今年の新入社員はコロナ禍で学校に行く機会も少なく、
本来学生時代に培うべきコミュニケーションスキルも不足している点から、
コミュニケーションを実践できる場面を多く取り、
同期として支え合う為のコミュニケーションの時間を多めに取るようにした。
研修目的:
◆ 学生を卒業し、社会人としてスタートする意識を強く持ち、社会人としての基本的なマナーを習得
する。
◆ 相手に貢献することが自分の喜びとなる「ホスピタリティ」を理解し、自分が職場でどのような
「思考」を持ち、どのような「行動」をすることが会社への貢献、より良い職場作り、良好な人間関係に
繋がるかを学ぶ。
◆ 自分が「何の為にこの仕事をするのか?」「この仕事を通じてどうなりたいのか?」といった、自分の
仕事の意味・意義を考え、自社のスローガン「技術の前に人がある」が示す、自律した社会人となる
基礎を身に着ける。
研修カリキュラム:
Ⅰ.オリエンテーション
◇研修ルールの説明
◇講師自己紹介
◇ナインドット
【個人ワーク:自身の枠を超える成長発想を持つナインドット】
Ⅱ.社会人としての基本
◇学生と社会人の違い
【個人ワーク・グループワーク:学生と社会人の違いを考えるワーク】
◇PDCA習慣を身に着ける
【個人ワーク:ダイエットのPDCAとは?】
Ⅲ.相手への貢献を自分の喜びにする
◇ホスピタリティの起源
◇ホスピタリティを仕事に生かすとは?
◇仕事の意味・目的とは?
【グループワーク:仕事の意味・目的を考える】
Ⅳ.社会人として持つべき「思考」と「行動」習慣
◇ホスピタリティを思考と行動習慣にする
【個人ワーク:ホスピタリティ度チェック】
◇自己開示・オープンマインド
【グループワーク:他己紹介でジョハリの窓の開放の窓を広げる(他己紹介)】
※内定式時に記入した他己紹介シートを使用
◇自分を受け入れる「自己肯定感」
【個人ワーク:自己肯定感チェック】
◇「自責思考」を身に着ける
【個人ワーク:他責思考と自責思考の違いワーク】
Ⅴ.相手のして欲しいことに気付けるようになる
◇自分が「されて嬉しいこと・不快なこと」を理解する
【個人ワーク・グループワーク:顧客体験から嬉しいこと・不快なことは?】
◇相手が「されて嬉しい」3つの行動
◇自分が明日からすべき行動を明確化する
【個人ワーク:明日からすべきことを明確化する】
Ⅵ.接遇・コミュニケーションの基礎を身に着ける
◇相手の心の栄養を満たす交流分析「ストローク」
【個人ワーク:挨拶トレーニング】
◇コミュニケーションの種類とポイント
【個人ワーク:笑顔トレーニング】
◇会話力を磨く
【ペアワーク:会話トレーニング】
Ⅶ.なりたい自分像を明確化する
◇なりたい自分を設定する
【個人ワーク:「自分のあるべき姿」を設定する】
◇自分のすべきアクションを設定する
【個人ワーク:「自分のなりたい自分」に向けたアクションを設定する】
【グループワーク:各自のなりたい自分像とアクションの共有】
受講者の声(抜粋):
・物事がうまくいかない時に、その原因を他者のせいにするのか、自分に原因があると考えるかにより、
自分自身のストレスや成長に大きな差を生むことを教えていただいたので他責思考ではなく自責思考の考え方を実践していきたい。
・目配り、気配り、心配りや、相手が話しやすい自分でいるために、笑顔やアクティブリスニング等も今からできることなので実践したい。
・ただ目の前の業務に取り組むのではなく定期的に自身の行動を省み改善するというサイクルを繰り返すことが、仕事の質の向上、
そして自身の成長にもつながるということが分かった。
・社会人は仕事ができればそれで良いという訳ではなく、社外社内問わず関わる全ての人のことを想う姿勢を持つことも欠かせないということを学んだ。
・印象に残ったのは「自責思考」。何かうまくいかないことがあると、自身の至らない点よりも相手の落ち度の方が目につきやすいかもしれないが、
相手を責める気持ちを持つ前にまず自身の行動を反省し、その出来事を自身が変わる契機に昇華させるよう考え方を変えていきたいと思った。
・ホスピタリティの実践は周囲の人々の喜びに貢献できるだけでなく自身のやりがいにもつながるという話に、自身のアルバイト経験からも
納得できた。社会人になってからもこの好循環を生めるよう努めていきたい。
・話を聞く姿勢や挨拶など態度が違うと印象も変わると実践を通して学んだ。
・挨拶はどんなに忙しくても手を止めて、相手の目を見てできるように心がけたいと思った。
・相手の心を満たすためにはどうすれば良いのかを考え態度や行動に示すことが大切だと学んだ。
・笑顔の大切さや、しゃべり方一つで、相手への印象がとても変わることを知る事ができた。
・学ぶだけでなく実践してみることで、挨拶や笑顔ひとつで、ここまで明るく雰囲気を変えられることを実感することができた。
・アクティブ・リスニングやラ・ポールのトレーニングが印象に残った。
・学生と社会人の違いはあまり考えたことがなかったが、受け身(学生)と主体的(社会人)ということを学び、
何事も主体的に取り組もうと考えました。
・PDCAサイクルや社会人に必要な3つの能力、12の能力要素を意識して生活したい。
・お客様の喜びや幸せに貢献することで、自分自身のやりがいやパワーとなっていることを知った。
・ホスピタリティを仕事に活かせるよう、他者への配慮や思いやりを忘れずにいたい。
・社会人としての大切な考えを気付き、教えていただける貴重な経験となった。
・お客様の満足・不満感は些細なことから生じること、自分たちが受けたサービスの経験を共有することで、
それらが一層理解しやすくなった。
・「相手の喜びに自身が貢献できるとやりがいにつながる」とあったことから、些細なことでも積極的に感謝の言葉を伝えようと思う。
「あなたのおかげで助かった」ということを伝え自覚してもらうことで相手の自己有用感を上昇させ、周囲の人のモチベーションを高められる
ような存在になりたい。
・感謝を伝えるためには他者の言動に敏感になることが必要とる。これにより、どのようなことをされたら嬉しいかということに私自身も
自覚的になれ、それを今後の行動に反映させることもできるため、自分の人間力の向上のためにも感謝を積極的に伝えることを意識していきたい。
・これから新社会人として、今回研修で学んだホスピタリティを仕事や生活に活かし「他者の喜びや幸せ」=「自分の喜びや幸せ」と感じながら、
「なりたい自分」に段々と近づけていきたいです。
・私の将来に目標でもある人の人生を豊かにするということにつながると思うので、これからの生活に少しずつ取り入れていこうと思う。
・顧客体験で「嬉しかった」「不快だった」サービスを振り返り、特別ではないほんの少しの気遣いで相手が喜んでくれることを学んだ。
・印象に残ったのは感性のアンテナを張ることを意識して生活を送ること。船坂さんの、「接客・サービスにアンテナを張ることでしか、
感性は磨かれない。」という言葉がとても印象に残ってる。感性は才能ではなく、日々の積み重ねが良い感性に結びつくのならば、
自分にもできるかもしれないと思った。
・「謙虚・素直であり続ける」。技術取得に関しても、対人関係に関しても、自分を変えようとすることで学び続け、感謝の気持ちを持つことが大切
なのだと研修を通して感じた。常に「ありがとう」の気持ちをもつことを実践していきたいと思う。
・ストロークの重要性を実際に経験したことで理解できた。相手の心の栄養を満たすという利他的な考え方は、社会人なる上で欠かせない協調性と
直接結び付く考え方であると感じた。
・研修の中で一番すごいと思ったことは、ストロークの度数の違いによって感じ方がまったく違ったことに驚いた。
実際に皆さんの前で試したときにやはり体を相手に向けて笑顔で話された方がとてもいい気持ちになった。
ITの仕事ではなかなか上手くいかないこともありそうですが、まず自分からでもストロークの度数を高めて皆さんにいい気持ちで
いられるように頑張りたい。
・研修の中で一番すごいと思ったことは、ストロークの度数の違いによって感じ方がまったく違ったことに驚いた。
実際に皆さんの前で試したときにやはり体を相手に向けて笑顔で話された方がとてもいい気持ちになった。
ITの仕事ではなかなか上手くいかないこともありそうですが、まず自分からでもストロークの度数を高めて皆さんにいい気持ちで
いられるように頑張りたい。
・目標と目的は別のもので、目標の上にある目的を意識することでいつも以上の力を発揮できるという話が一番印象に残った。
・自己肯定感の話では、「自分が嫌いな人は他人も嫌いになる」という言葉が衝撃的で心に残った。
自己肯定感が低いことは自分でもわかっていたが、それで他人を嫌いになることもあるんだと知り変えていく必要があるなと思った。
・グループワークや発表が多くてあまり話したことがない人ともたくさん話す時間があったが、長い時間ホスピタリティについて学んでいくうちに、
みんながリアクションをしてくれたり、アイコンタクトを意識してくれたりしたので、自分の意見を共有したり、発表したりするのも
緊張しなくなっていく気がした。
・発表やグループワークで他の人の意見を聞くと、自分とは違った方向の意見が聞けたり、自分より良いなと思う案が出たりして改めて意見の共有は
大事なんだなと感じた。ホスピタリティを意識するだけで、こんなにも変わるのだと実感した。とても貴重な時間だった。
・明日からは「誰かにこうしてもらいたい」ではなく、自分から周囲へ積極的になれるように行動したいと考えた。
その際には、研修で習ったような思考法や体のしぐさなどを活かしていきたい。
・自己肯定感に関して、今回の研修で「自分を愛することができていない人は、人を愛することはできない。人を愛して、人に優しくなるためには、
まず自分を愛することから始め、それが大切である。」という言葉が刺さった。
自分を愛するということは簡単なことではないけれど、自分と真摯に向き合いながら一人の社会人として成長していきたいと感じた。
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