2020.09.21
ホスピタリティコラム
自分が成長する意味
私はスタッフによく「成長に貪欲でありなさい!」と言っています。
ただ何となく過ごす月日を重ねる1日と、
自身の成長を意識して昨日と今日の違いを見出す1日とでは、
時間の質、仕事の質共に1日2日ではそれほど違いは無くても、
1年、3年、5年、10年と時を重ねると大きな差となります。
それでは何故、それほど成長にこだわる必要があるのでしょうか?
まず成長すべき大きな理由のひとつは、成長することで現状よりも
他者貢献が叶うという点です。
例えば、今の自分よりも成長して接客スキル、商品知識を得られれば、
それによって、今よりもっとお客様に喜んでいただくことができます。
また、職場でも自分の成長により、現状より更に貢献できることが増えます。
私たちの大きなモチベーションは「誰かに喜んでもらえる」「誰かのお役に立てる」
といった他者貢献に大きく関係しています。
これが、ホスピタリティの考え方の原点です。
従って、自分が成長することが誰かの喜びや幸せに繋がっているという点は、
仕事のやりがいや生きがいに大きな影響を及ぼします。
そして毎日、今日の自分を超えていこうといった目的意識を持って過ごすことは、
毎日の充実度や自分自身の輝きも変わります。
何かと競争社会でライバルや他者と比べて優劣をつけてしまいがちな世の中ですが、
そうではなく、今の自分と未来の自分との比較することが大切です。
それには、1日1日、
今日の自分よりちょっとでも成長できたか、
それを日々積み重ねることが、
唯一、自分の大きな成長に繋がります。
そして自分の成長が、自分の為だけではなく、
ホスピタリティの原点である「他者貢献」に繋がり、
今よりもっと、職場に貢献できる、
お客様を喜ばせることができる。
何歳になっても、成長に終わりはありませんし、
成長は人生の質をも上げることにもなります。
成長に貪欲に生きたいものです。
ザ・ホスピタリティチームでは、
個々の自己成長に向けた学びのサポートを研修やコンサルティングを通じて提供しています。
お気軽にお問合せください。
ホスピタリティ経営・コンサルティング・セミナー・講演のことなら
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