2020.09.26
ホスピタリティコラム
自分の職場環境は自分でつくる
仕事をする上で職場環境によってやる気が出たり、出なかったりします。
今日、会社に行くのが楽しみか憂鬱かも職場環境によって変わりますよね。
それだけ職場環境というのは私たちが仕事をする上で大切だと思いますが、
意外にその事をみんなで話したり、改善する会議が開かれたりということが
少ないように感じます。
職場環境をつくるというと経営者や上司の役割のように思えますが、
実はそこで働くひとりひとりがその職場環境をつくっています。
例えば、機嫌、不機嫌の波があるスタッフが居る職場では、
不機嫌オーラがそのスタッフから発信されているので、
腫物を触るようなムードになり、その日の職場はどんより暗くなってしまいます。
まして、それが組織のリーダーであればある程その影響力は大きく、
職場全体の雰囲気に影響を及ぼします。
朝の挨拶にしても、ひとりだけ元気の無い挨拶をしながら出勤をすると、
「あの人は何で朝からあんなにテンションが低いのかね…」
と元気よく挨拶をしているスタッフが不満を持ちはじめます。
また、周りの空気も読まずに「ズケズケと文句やグチを言うスタッフ」も、
周りの雰囲気を悪くしますよね。
このように職場環境は、そこで働くひとりひとりの、
「思考」「言動」「態度」によって大きく変わり、
逆に、職場にとってマイナスになる行動をしないように、
ひとりひとりが気を付けるだけで、職場の雰囲気やムードは劇的に改善します。
しかし、うまくいかないのが、
「そのような負の行動をしていることの自覚症状が悪気なく無い」。
というところです。
この「悪気無く」というところが重要で、周りから見て不満に思っていても、
本人は「悪気無く」負の行動をしてしまっているということです。
従って、私も含めてあなた自身も、周りを不機嫌にさせる行動を取っている可能性が
あるということです。
「時間にルーズ」
「愚痴っぽい」
「ネガティブ発言をしてしまう」
「忙しい時に話しかけられないオーラを出してしまう」
など、「自分が周りに悪い影響を及ぼしている思考・言動・態度」
をこの機会に内省してみたらいかがでしょうか?
そして重要なのは、
「相手に指をさすのではなく、指を自分に向ける」ことです。
ついつい、自分より相手の嫌なところばかりが見えて、
指を相手に向けて指摘しがちですが、まずは自分の行動を省みて、
自分に指を向けることが重要です。
まずは、自分から自分の行動を見直して、
自分で働き易い職場環境をつくってください。
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