2020.09.13
マネジメントコラム
企業の投資は「設備」から「人材」へ
先日、日本経済新聞1面の見出しに、
「投資、設備から人材へ」
とありました。
以前から日本が世界から指摘されていたひとつに、
「人材への投資が少ない!」
がありました。
諸外国に比べて、従業員の能力開発に支出する費用を比べると、
国内総生産(GDP)に占める割合は14年までの5年間平均で、
日本は 0.1%
アメリカ 2.08%
フランス 1.78%
と日本は最低基準となっております。
この要因は、日本はバブル崩壊後に、
正社員から派遣社員などの非正規雇用に舵を切り
他から人財を調達してコスト削減をした為、
自社の社員教育の必要性が弱まり、
人財への投資がなされて来なかったこと等が考えられます。
しかし、少子高齢化による労働人口の減少や、コロナ後の様々な社会変化への対応を見据えた、
従業員への教育の必要性が高まっています。
実際、私はサービス業を中心とした人財教育をしているのですが、
一部大企業は計画的な教育の仕組みがありますが、
中小企業では、殆ど仕組みが無く、
教育を担当する部署や担当者すら不在の企業も少なくありません。
その中でも、現場を預かるリーダー職の教育が遅れており、
部下に対する「教え方」や、「部下を成長させて戦力化する」等の教育がされていないので、
リーダー任せで、場当たり的な教育が横行している現場が多いことも事実です。
しかし、これからの時代は、AI化も進み、決まりきったサービスはAIが担当し、
人の役割は、創造性を発揮して、高付加価値なサービスを提供することに他なりません。
従って、現場のリーダーが如何に部下を育て、成長を促し、
人財力、組織力を高めて生産性を最大化するマネジメントを
日々実践することが求められています。
ザ・ホスピタリティチームでは、
サービス業のリーダーに向けたマネジメントセミナー、研修を実施しております。
これからのサービス業に求められる
「部下の価値を最大化するマネジメント」、
「高付加価値を提供する人財育成」
の実現の為に、
貴社の大切な人財への投資に是非、お役立てください。
セミナーの詳細はこちらから
https://thehospitalityteam.jp/seminar/
ホスピタリティ経営・コンサルティング・セミナー・講演のことなら
ザ・ホスピタリティーチーム
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