サービス業の課題を解決に導くコンサルティング

Youtube
チャンネルはこちら
お問い合わせ・無料相談 PAGE TOP
TOPトピックスどうしても合わない人との距離の取り方 〜職場の人間関係に悩むあなたへ送る、ストレスを減らす実践ヒント〜

TOPICSトピックス

2025.03.29

ホスピタリティコラム

どうしても合わない人との距離の取り方 〜職場の人間関係に悩むあなたへ送る、ストレスを減らす実践ヒント〜

職場で「どうしても合わない人」、いませんか?

話し方がきつい、すぐ否定してくる、自分の意見ばかり押し通す

「なんであの人、あんな言い方するんだろう?」とモヤモヤしたり、

会議で発言するのが億劫になったり、

一緒にいるだけで変に緊張してしまうこともあります。

こうしたちょっとした違和感合わなさは、どこの職場でもよくあること。

なぜなら、職場には年齢も価値観も性格も違う人たちが集まっていて、

しかも家族でも友人でもないのに、長い時間を共に過ごさなければならない場所だからです。

でもだからこそ、「どう距離を取るか」がとても大切になってきます。

 

■ホスピタリティとは、「相手のしてほしいことを想像する力」

人間関係に悩んだとき、実はとても効果的なのが“ホスピタリティ的な思考”です。

ホスピタリティという言葉は「親切」や「サービス精神」と捉えられがちですが、

本質はもっと深く、もっと日常的です。

それは、「この人は今、何を感じ、何を必要としているか?」を想像する力。

つまり、“自分目線”ではなく“相手目線”で関わるということ。

これは決して、媚びたり、無理をしたりすることではありません。

お互いの違いを認めつつ、共に気持ちよく働くための知恵と工夫なんです。

ホスピタリティを“仕事の関係性”にも活かしていくことで、

「合わないから仕方ない」で終わらせず、

「合わないけど、うまくやっていける」に変えていけるのです。

 

■無理に仲良くしようとしなくてもいい

まず大切なのは、「すべての人と仲良くならなければいけない」と思わないこと。

合わない人がいるのは当たり前です。

性格や価値観が違えば、わかり合えないことだってあります。

でも、だからといって、職場での協力ができないわけではありません。

ホスピタリティの発想は、ここでも活きます。

大切なのは、相手の心地よさと、自分の無理のなさを両立する適切な距離感を見つけること。

仲良くではなく、快く関わる。これが、大人の関係性づくりです。

 

■ちょうどいい距離感とは、「軽やかに関わる」こと

たとえば、次のような関わり方があります。

・ 相手の話に軽くうなずく

・ メールやチャットの語尾に「ありがとうございます」と添える

・「お疲れさまです」などの軽い声かけを忘れない

これらはどれも、「私はあなたと敵対していません」というサイン。

ホスピタリティ的には、こうしたさりげない承認がとても大切です。

逆に、無視したり、反応をまったく返さなかったりすると、

相手には「嫌われている」「無視されている」と伝わってしまいます。

それでは、関係はさらにギクシャクしてしまいますよね。

また、「あの人、感じ悪いな」と思ったときも、

その人の性格ではなく立場背景を想像してみることで、

感情の衝突を防ぐことができます。

もしかしたら、仕事上のプレッシャーが強くて余裕がないのかもしれません。

家庭の事情で心にゆとりがないのかもしれません。

ホスピタリティとは、「相手の態度の裏にある事情に思いを巡らせる力」でもあるのです。

 

■人間関係が少しラクになるホスピタリティ的習慣

合わない人との関係がストレスになってしまうとき、

私たちは「どうしても受け入れられない」と感じてしまいます。

でも、ホスピタリティ的な視点を持てば、

「わからないけど、理解しようとしてみる」ことができます。

・ いつも不機嫌そうな人余裕がないのかもしれない

・ 指摘ばかりする上司「ちゃんと見てるよ」と伝えたいのかもしれない

・話を聞かない同僚自分に自信がないのかもしれない

本当のところはわからなくても、想像することが、関係性を柔らかくする第一歩。

そしてそれは、あなた自身の心を軽くしてくれます。

 

■「自分の正しさ」をぶつけるのではなく、目的を見失わない

ここで、もう一つ大事な視点があります。

合わない相手に対して、つい「自分の方が正しい」と感じたくなること、ありませんか?

「自分はちゃんとしているのに、あの人はおかしい」と。

でも、仕事の目的は、正しさを証明することではありません。

サービス業であれば、お客様を笑顔にしたい。

より良いチームにしたい。会社をよくしたい。

そうした共通の目的が、みんなの中にはあるはずです。

だからこそ、「VS(対立)」ではなく「WITH(共創)」の視点が大切。

自分とやり方や価値観が違っても、

「この人も同じ方向を目指している」と思えたとき、敵ではなく仲間として見られるようになります。

 

■まとめ:「WITHの姿勢」で、自分の仕事をまっとうする

どうしても合わない人が職場にいても大丈夫。

全員とわかり合う必要はありません。

でも、お互いが気持ちよく働ける関係性をつくる努力は、

組織の一員として、とても大切です。

無理に仲良くしようとしなくてもいい。

でも、「あなたを敵だとは思っていませんよ」という態度を持ち続けること。

それが、ホスピタリティの本質です。

そして、仕事の目的を見失わないこと。

合わない人に勝つことではなく、一緒にゴールを目指すこと

だからこそ、「VS」ではなく「WITH」の姿勢を選ぶ。

それが、あなた自身の仕事をまっとうする道なのです。

 

ザ・ホスピタリティチームでは、職場の心理的安全性向上、組織力向上、チームビルディング、

ホスピタリティに関する研修、コンサルティング、講演のサービスを提供しておりますので、

お気軽にご相談ください。

研修サービス

コンサルティングサービス

ホスピタリティ販売実践セミナー

 

サービス業のプロが一人ひとりの価値を高め、成果に導く
ホスピタリティ経営・コンサルティング・セミナー・講演のことなら
ザ・ホスピタリティーチーム
ザ・ホスピタリティチーム株式会社

Team Mission Shining Everyday!

私たちは、特別な瞬間も、日常の時間も、
わくわくきらきら輝かせる為に存在しています。

私たちについて