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TOPトピックスサービス業の新入社員研修3つのポイント ~ 早期離職を防ぎ、早期戦力化を実現する! ~

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2025.01.26

マネジメントコラム

サービス業の新入社員研修3つのポイント ~ 早期離職を防ぎ、早期戦力化を実現する! ~

サービス業の新入社員研修3つのポイント

新しい季節が近づき、多くの企業では新入社員を迎える準備が進められています。

新入社員を教育する期間や方法は、企業の規模や業種、新入社員の人数によってさまざまですが、

現場でのOJTを始める前に基礎研修を行うことが重要です。

ザ・ホスピタリティチームが多くの新入社員研修を通じて得た知見をもとに、

今回は新入社員研修で押さえておきたい3つのポイントを解説します。

 


1. この仕事の意味・意義を共有する

新入社員にとって最初に重要なのは、この仕事の「意味」や「意義」をしっかり共有することです。

ただ漠然と仕事を始めるのではなく、自分の仕事が誰の何に繋がり、

どのようなやりがいや楽しさをもたらすのかを理解してもらうことが必要です。

これが新入社員のやる気を引き出し、成長を加速させる大きな鍵となります。

例えば、研修では新入社員に次の3つの質問を投げかけてみることをお勧めします

 

  1. この仕事に就いたきっかけは何ですか?

  2. この仕事のやりがいや達成感はどんなところにあると思いますか?

  3. この仕事は誰の何に役立っていると思いますか?

この仕事の意味や意義をただ一方的に伝えるのではなく、

まずはこれらの質問を考えさせることで、新入社員自身が自分の役割や社会的意義を見出すことができます。

また、最後には「私は○○のためにこの仕事をしています」という形で回答を求めます。

但し、この時の「お金のため」「生活のため」にこの仕事をしますといった答えはNGです。

これらは目的ではなく手段だからです。

自分の仕事にやりがいと意義を見出すことで、新入社員は社会における自分の存在意義を感じ、

自信を持って業務に取り組むことができるようになります。

 


2. ヒューマンスキルを身につける

新入社員研修では、報連相やマナーといった社会人としての基本スキルを教えることが中心になる場合が多いですが、

それだけでは不十分です。

最近の新入社員の中には、学生時代に培われるべきヒューマンスキルを十分に養えていないケースも多く見られます。

そのため精神的に気おくれが生じ、心が折れて早期離職してしまうケースを私はこれまで多く見てきました。

その上で、特に重要なのが「ホスピタリティ」を基盤とした人間力の教育です。

ホスピタリティは、相手を尊重し、承認する思いやりや気遣いを意味します。

学生時代は付き合う相手を選べ、「気の合う人」とだけ接していれば良かったのですが、

社会人になると、「付き合う相手は選べません」

どの上司とも、先輩とも、どんなお客様、クライアントともうまく付き合っていかなければなりません。

その上で、

 ・どのような相手でも受け入れる

 ・どのような相手でも理解する

 ・相手への貢献を自分に喜びにする

といったホスピタリティ・マインドは社会人としてのスタートアップにとても重要な要素となります。

ホスピタリティ教育の具体的な内容としては、以下のような項目が挙げられます。

  • 相手を承認することの重要性

  • 他責ではなく自責で物事を捉える姿勢

  • 相手の心を満たす意識と行動

  • どのような事でも感謝で受け取る

これらを実践することで、新入社員はどのような環境や人間関係の中でも適応できる力を養うことができます。

これが、配属先でのトラブルを減らし、早期離職を防ぐ大きなポイントとなります。

 


3. 自信をつけてから現場に出る

新入社員は私たちが思う以上に多くの不安を抱えています。

特にサービス業では、お客様と直接接する機会が多いため、「自分はうまく対応できるだろうか」という強い不安を持っています。

この不安を抱えたまま現場に出ると、覚えるべきことがなかなか頭に入らず、結果として成長が遅れてしまう可能性があります。

そのために大切なのはに出る前に「自分を表現するトレーニング」を行うことが重要です。

基本的に日本人は表現下手と言われ、国技の相撲が勝利しても喜びを表現してはいけないということが示すように、

自己表現が苦手な人種です。

しかし、これからの時代は受け身ではなく、積極的に自分を表現し、相手と積極的なコミュニケーションを図り、

より多くの相手のニーズを引き出し、期待以上のサービスを提供していくことが求められます。

その上で表現力はとても大切な要素となるのです。

具体的には、アクティブリスニングを取り入れた積極的な傾聴力向上トレーニングや、

挨拶トレーニング等を、これまでの自分の持っている表現力ではなく、

今までの自分の表現力の200%で実施することがポイントです。

これにより、新入社員が受け身ではなく、積極的に自分から発信する力を育てることを可能とします。

自分を表現することへの抵抗感をなくすことで、現場に出た際にお客様と臆せずコミュニケーションを取り、

先輩とも円滑に業務を進めることができるようになります。

 


まとめ

いかがでしたでしょうか?

新入社員研修で学んでもらいたいことはたくさんありますが、

まずは今回ご紹介した以下の3つのポイントを押さえることが重要です

  1. この仕事の意味・意義を共有する

  2. ヒューマンスキルを身につける

  3. 自信をつけてから現場に出る

ザ・ホスピタリティチームでは、これらの要素を取り入れた新入社員研修コンテンツをご用意しています。

また、「いつでも、どこでも、ひとりでも学べる」オンデマンド研修も展開中です。

人手不足が深刻化する中で、新入社員の育成はこれまで以上に重要です。

外部のリソースも活用しながら、新入社員の早期離職を防ぎ、いち早く戦力化し、

会社全体の成長を促進させましょう。

新しい時代の新入社員育成を、ぜひ一緒に考えていきませんか?

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