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TOPトピックス「これからの時代に成果を生むリーダーシップ度チェック10!」~あなたはリーダーとして生き残れるか?~

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2023.05.04

マネジメントコラム

「これからの時代に成果を生むリーダーシップ度チェック10!」~あなたはリーダーとして生き残れるか?~

リーダーシップも時代と共に移り変わり、

高度成長期をはじめとする、「モノを作れば売れる」といった、

ある程度先が読めて、前年踏襲の施策をしていれば売上が確保できていた時代は、

従業員は「会社の仕組み」を回す為の要員としての役割を担う為に、

管理統制を重視するトップダウン型リーダーシップで、

会社を牽引するリーダーシップが求められていました。

 

しかし、これからの時代の成果を生むリーダーシップは大きく変わります。

 

社内に関しては、インターネットをはじめとするSNSの普及で、

社内の情報統制が困難であり、社内の悪いうわさや情報は従業員間に

SNS等を通じてたちまち広がり、たちまち会社に対する不協和音の原因となります。

また、従業員の働く目的が「生活をするため、お金を稼ぐ手段」から、

「仕事を通じて社会に貢献することに喜びを感じること」、

「仕事のやりがいや楽しさを通じてしあわせを実感する場所」

といった精神的報酬の比重が増しています。

 

商品やサービスに関しても、これまでの先の読める時代から先の読めない時代となり、

「不確実性」の高い社会環境の中で、トップダウンではなく、

如何に従業員の「集合知」を活用しながら、柔軟に対応していくことが求められます。

 

このような時代変化に対応するには、どのようなリーダーシップが求められるのでしょうか?

 

その為には「従業員の内発的動機を高めて成長を促し、生産性を最大化する」

マネジメントが重要となります。

つまり、会社や上司から指示・命令されたから仕方なくやるのではなく、

「従業員の心の中から湧き上がってくるエネルギーを引き出すマネジメント」

とも言い換えることができます。

 

最近、よく耳にするようになった「心理的安全性」。

これはGOOGLEが全世界のマネージャーに、

「生産性の高い組織において最も重要なこととは?」と聞いたところ、

従業員が自分の言動・行動に関係無く、安心して働くことができる、

心理的に安全な職場が生産性の高い組織を作るには一番大切という回答が得られました。

まさに、これまでのアメとムチのマネジメントで給料の為、評価の為に仕事を強いることが、

生産性を上げる為の効果的な手段ではなく、

その職場で身心共に安心して働くことができ、

自分の意見や考えを会社や上司に臆することなく言える環境があること、

そして自分の職場、メンバーを心から愛せることが、

従業員の内発的な動機付けとなり、生産性の最大化に繋がることを意味します。

 

このような事からも、組織の中で最も影響の輪の大きい、

リーダーの普段のマネジメントやリーダーシップが重要であり、

リーダーの思考と行動によって生産性が大きく変わることを意味します。

 

それでは、具体的にどのようなマネジメントやリーダーシップが、

これからの時代に成果を生む上で重要なのでしょうか?

 

私はホスピタリティコンサルタントとして、これまで500社以上の支援をしてきた中で、

様々なリーダーと仕事を一緒にさせていただきました。

その中で、成果を生むリーダーの特徴を10項目にまとめましたので、

ご自身に照らし合わせてチェックしていただければと思います。

 

【これからの時代に成果を生むリーダーシップ10】

 

Q1.明るく、元気に振舞い、メンバーに対して愛情を持って接していて、

  その愛情は部下にも伝わっている

  ・・・YES ・ NO

 

Q2.部下の事はいつも気に掛けていて、誰にでも平等に声掛けができている

  ・・・YES ・ NO

 

Q3. 機嫌、不機嫌の波はなく、部下の大変さや苦労に対して敬意を払い、

    労いや感謝の想いを伝えている

   ・・・YES ・ NO

 

Q4.職場は明るく、みんな元気でムードが良い組織内のコミュニケーションは良好で、

   上司、部下関係なく何でも言い易い環境が作れている

   ・・・YES ・ NO

 

Q5.意思決定やアイデア出しなど全員参加を意識したマネジメントができている

  ・・・YES ・ NO

 

Q6.組織内の情報はきちんと共有されていて、風通しの良い組織文化になっている

  ・・・YES ・ NO

 

Q7.  上司の期待を部下にしっかり伝えていて、部下はその期待を理解している

         ・・・YES ・ NO

 

Q8.部下にチャンスを積極的に与えて、成長の機会を作っている

  ・・・YES ・ NO

 

Q9.スタッフ自身がこの仕事にやりがいを見い出し、

  主体的に目標に取り組むような動機づけができている

  ・・・YES ・ NO

 

Q10.目標設定は各スタッフのやる気を引き出すような設定、伝え方が工夫されている

   ・・・YES ・ NO

 

いかがでしたでしょうか?

このようなマネジメントを普段からリーダーが意識していることで、

職場内のマイナスな人間関係や、不満といった内向きな思考を取り除き、

全メンバーが外向きな思考、つまり顧客志向や目標達成に向けた主体的な行動に

なることで、成果は自ずとついてくるようになるのです。

 

もちろん、これらが全てではありませんが、このようなマネジメントを意識しているか

どうかで、大きく成果に影響を与えます。

 

弊社では、これからの時代を勝ち抜く上で、

ホスピタリティ・リーダーシップを推奨しています。

このホスピタリティ・リーダーシップとは、

「メンバーの輝きと成長で生産性を最大化するリーダーシップ」です。

ホスピタリティは、顧客へのもてなしや厚遇といった意味合いだけでなく、

「相手の尊重や承認をベースとした思いやりや気遣い」を意味します。

 

マサチューセッツ大学のダニエルキム教授が提唱している、

組織の成功循環モデルでは、

社内の「関係の質」が高まることで、従業員の前向きな「思考の質」を高め、

それが主体的な「行動の質」に繋がり、結果を導くということを説いています。

 

まさに、リーダーが部下に対してホスピタリティを発揮することで、

職場の心理的安全性が高まり、職場の関係の質が高まり、前向きな思考、

主体的な行動に繋がり生産性、成果を最大化する。

 

これこそが、これからの時代に目指すべきリーダーシップのあり方ではないでしょうか?

 

ザ・ホスピタリティチーム(株)では、リーダーシップに関するコンサルティング、

研修、講演のサービスを提供しておりますので、お気軽にご相談ください。

また、本日のチェックリストに関することも書かれたリーダーに向けた著書、

「接客サービス業のリーダーにとって一番大切なこと(PHP研究所)」

も是非ご一読いただければ幸いです。

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