2018年 3月 の投稿一覧

自分の軸を持つ

先日、プロ野球のドラフト会議がありました。

清宮君の7球団からの1位指名に驚く一方で、

ドラフト候補に上がりながら、涙を飲んだ選手も多数いました。

その中でも、ある選手が母子家庭でお金が無い中で、

大好きな野球をやらせてくれるお母さんに、プロ野球選手になって

恩返しをしたいという選手の物語がテレビで放映されていました。

やはり「自分の為」だけではなく、「誰かの為」になるほうが自分の力が引き出されますし、

困った時や、苦しい時を乗り越える「自分の軸」になります。

私はホスピタリティ研修で「何でこの仕事に就いたのか?」という質問をします。

先日もあるホテルの新入社員研修で、調理希望の男性に、この質問をしました。

「何でこの仕事を選んだの?」

その新入社員は、「自分は母子家庭でお母さんに大変な苦労を掛けてきた。

だから、お母さんに美味しい料理を食べさせてあげたいという想いでこの仕事を選びました。」

ある男性ウェディングプランナーは、

「自分は中学1年の時に両親が離婚をしてとても辛い目に合いました。だから、離婚させない結婚式

を創る為にこの仕事を選びました。」

これが、彼らにとっての仕事における軸です。

ただ終業時間を過ごす1日と、彼らのように目標、目的を持って過ごす1日とでは、

「時間の質」が明らかに違い、1日、2日では小さな差にしかならなくても、

2年、5年、10年経った時に大きな差になることは間違いありません。

どんな仕事にも、ちゃんと意味、意義があります。

もう一度、自分がこの仕事をしている意味・意義を考えてみるのも、

これからの人生にプラスになりますよね。

不安の多い世の中だからこそ、「自分の軸」をしっかり持つ必要性を感じます。

そこに愛はありますか?

先日、ある企業様で研修をした際の質疑応答で、

「船坂さんがホスピタリティを体現する上で日々大切にしていることはありますか?」

という質問がありました。

私は、その質問に「そこに愛があるかです」と答えました。

ホスピタリティは、「相手のことを主体的に想う心であり、行動です。」

それは、自分の損得を超えた思いやりや尊敬、気遣い、おもてなしです。

何故「愛」なのかと言えば、そこに「愛」が無ければ上辺だけになってしまい、

心が伴った接客や行動にはならないからです。

私がホテルマン時代に、婚礼課に12年間在籍していたのですが、

延べ500組以上のカップルの結婚式を担当させていただきました。

もちろん、その中には、苦手なお客様もいらっしゃいました。

大きなクレームをいただいたお客様もいらっしゃいました。

しかし、今考えると「出会わなければ良かったお客様はひとりも居ません」

今の自分があるのも、その方々のおかげであり「愛すべきお客様」です。

社内でも、嫌な上司や自分の事しか考えない他部署の部長、

問題ばかり引き起こす部下など、様々な人と仕事をしてきました。

その時は、「何でこの人はいつもこうなんだろう」って思っていましたが、

今、振り返ってみると「あの嫌な上司に鍛えられたから今の自分がある」

と思えます。

今になって思うと「愛すべき人達」です。

こうやって今になって思うとそう思えるのに、当時はそう思えない自分が居ました。

だから最近では、どんな人に出会っても、

「どうせ将来、自分にとって愛すべき人だと思うのだから最初から好きになろう!」

と自分では思うようにしています。

また、私たちは、そういう方達に磨かれて今の自分があることを忘れてはいけません。

嫌いな上司も、苦手なお客様も、その方達に磨かれて今の自分があるのです。

従って、出会う人すべてが自分に必要な愛すべき人達なのです。

よく研修で、「好きな人、嫌いな人を決めているのは誰ですか?」という質問をします。

そうです、それは自分自身です。

相手に好きになって欲しい、嫌いになって欲しいとお願いされていないのに、

自分自身が勝手にそれを決めているのです。

従って、すべては相手がこういう人だからではなく、自分次第ということです。

基本的には、人は好意を寄せられて嫌な気持ちになる人は居ません。

それは、私の経験上では返報性の原理で、相手も自分に好意を寄せてもらえます。

従って、相手のことを受け入れて好意を寄せる、つまり愛を持つことが結果的に、

相手への心の伴ったホスピタリティを提供できることになり、

社内であれば良好な人間関係、お客様であれば、自分のファンになってもらえる

ということになります。

「自分に必要な人しか自分の前に現れない」

「目の前の人に自分は磨かれている」

「将来、振り返れば、この人も愛すべき人になる」

そう考えると、目の前の人を愛することができるのではないでしょうか?

何かを頼まれた時、人と出会う時、お客様との打合せの時、

相手に対して、「そこに愛はあるか?」

意識していただくと、きっといいこと沢山ありますよ。

自分に必要な人しか自分の目の前に現れない

春は新入社員が入ったり、異動等で上司が変わったり、

何かと新しい人と出会う季節です。

 

そんな時にうまく人間関係を築くにはどうしたら良いのでしょうか?

「上司は選べない」とよく言いますが、自分にとって、

いい上司ばかりではないですよね。

 

「よく叱る上司」「不機嫌な上司」「上ばかり見ている上司」等、

皆さまが想うところは少なからずあると思います。

 

そんな私も、前職のホテルマン時代に好きになれない上司が居て、

毎日、会社に行くことが苦痛でしょうがなかった時代がありました。

 

そんな時にある本の一節に書いてあった言葉で、自分の考え方が

変わりました。

 

それは「自分に必要な人しか、自分の目の前に現れない」という言葉です。

 

そんな自分にとって嫌な上司も、

自分に必要があるから神様が私に贈ってくれた出会いなんだと。

当時は嫌でしょうがなかったことも、今になって思うことは、

そんな上司に鍛えてもらった感謝しかありません。

 

どうせ将来そう思うのであれば、神様からの贈り物だと思って、

最初から受け入れてみてはいかがでしょうか?

 

自分と考え方や価値観が違うことは「悪」ではなく、

「そんな考え方もあるんだ」と受け入れたほうが、よほど前向きですし、

それが自分の偏った考え方や価値観を、

 

どんな事でも受け入れる器の大きい自分に成長させてくれるはずです。

 

ホスピタリティの起源は、宿のない見知らぬ旅人を無償で教会等に

宿泊させてあげたこと、

 

つまり「他者を歓迎して受け入れる心」からはじまっています。

自分にとって、あまり歓迎できない人が自分の前に現れた時に、

「この人も自分に必要な人で神様からの贈り物なんだ」と思ってください。

 

自分の気持ちが前向きになり、受け入れられるようになりますよ。

実際、そんな自分にとって嫌な人にもちゃんとそれを受け入れる

家族や友達が居るのですから・・・。

さぁ、新年度のもうすぐはじまります!!

気分も新たに張り切っていきましょう!!